2006年03月07日
障碍者用駐車場
- JNZ
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Tpongさんのところで出ている話に乗っかります。
発端の毎日新聞の記事は、「健常者が車椅子マークを付けた車で障碍者用の駐車スペースを不正利用している」という内容なのですが、僕に言わせれば「そこが問題じゃないんじゃないの?」と思います。だって、その車椅子マーク不正利用者の何十倍もの人間が、そういう猿知恵(車椅子マークを利用したカモフラージュのことね)すら働かせずに不正利用しているんだもの。そっちをテーマにしてよ、毎日新聞さん!
車椅子マーク:駐車場に健常者 苦情急増窓に車椅子マークを張って専用区画に止めている車=千葉県内のスーパーで 健常者が車に「車椅子マーク」を付けて障害者用駐車場に止めている、との苦情が増え、マークの権利を持つ日本障害者リハビリテーション協会(東京)が、製造業者に注意書きを要請。商品に添付されるようになった。しかし苦情は一向に減らず、同協会は「本当に困っている人たちのために、どうか悪用しないで」と訴えている。【扇沢秀明】
毎日新聞 2006年3月7日 3時00分 (最終更新時間 3月7日 9時23分)から引用
僕は家族に身体障碍者がいる関係で、よく車椅子を積んで出かけます。正直言って高速のSA/PA、道の駅、お店の駐車場すべて、障碍者用駐車スペースが空いていたらラッキーという状態です。一般駐車場が空いているのになぜか障碍者用駐車スペースに車椅子マークも何もついていない車が数台鎮座ましましていることもしょっちゅう。蹴飛ばしたくなります。マジでナンバーを撮影してブログで晒してやろうかと思ったこともあります。
車椅子マークと書きましたが、実は先の毎日新聞の記事にもあるとおり、この車椅子マークはカーショップなどで誰でも買えるので、はっきりいって障碍者利用の証明にはなりません。これ、実はあまり知られてないかもね。僕自身、必要になるまでは車椅子マークはしかるべき団体もしくは行政に申請して貰うものと思っていましたから、オートバックスで普通に売っているのにビックリした次第です。だから不正利用するつもりならいくらでもできます。
なので、僕は障碍者用駐車スペースに停める時には、かならず「駐車禁止除外指定車票」をフロントガラスの内側に提示するようにしています。もちろん車の前後には車椅子マークもありますが。この「駐車禁止除外指定車票」は、警察に身体障害者手帳と住民票、車検証を提示して申請し、車のナンバーを指定した形で公安委員会から発行してもらうものです。ちなみに、この証票があっても、目的外使用や危険な場所(道路交通法で標識が無くても駐車禁止の場所)への駐車は禁止されています。当たり前ですね。
障碍者用駐車場を正常運用に戻すには、当面この「駐車禁止除外指定車票」の提示を義務付ける必要があるのではないかと思っています。この提示がない場合には駐車禁止違反として取り締まる。それがスーパーの駐車場などの私有地であっても。この私有地での警察権の行使には抵抗があるかも知れませんが、実際に外国でも実施されていることですし、何が公共の利益になるのかを考えれば絶対に認めるべきです。もちろんこれとて絶対の施策ではありません。「駐車禁止除外指定車票」不正利用疑惑(障碍者が乗っていなければ目的外)も報告されていますが、それにしたって今よりは数倍も数十倍もマシになるはずです。
そうした措置をとろうとしたときに予想される意見として、老人や妊婦、一時的な病気や怪我の場合はどうするんだ?というものがありますが、そこは線引きをするしかありません。明確な線を引くと、境界付近から不満が出るのはしょうがないことです。その不満がごもっともであれば、境界線を移動させても良いと思いますが、そのときにも公的証明を必要とするという原則を崩さないようにするべきです。
というかですね。そもそも障碍者用駐車スペースの最大の目的は、入り口への近さではなくて、その広さにあります。障碍者が自力で一人で駐車場を使えるように、ドアを最大まで開けるように広くしてあるんですよね。介助者がいれば、近くで降ろしてもらって介助者が通常の駐車スペースに入れてくるのを待っていたって良いのですから(障碍の程度によりますが)。僕の場合は介助者として、そのまま障碍者用スペースに駐車してしまうことも多いですが、その場合でも短時間の駐車と車周辺から目を離さないことを心がけています。後者は使用待ちの人が来たときにスムーズに譲れるように、という意味です。
入り口への近さという点は広さに比べれば一段低い利点で、それは駐車場の中を障碍者が移動しなくて済む、という危険防止の観点です。入り口への絶対的な距離が問題ではないと思っています。お店の中の移動距離に比べれば、駐車場の広さにもよりますが誤差の範囲でしょ?意味がないとまではいいませんが、入り口の近くに配置することによって車が通る場所を移動しなくて済む方が大きいと考えています。特に車椅子だと車から見て目立ちませんからね。
そういうことを考えると、老人・妊婦についてむやみに認めるべきではないと思っています。老人など本当に必要なら障碍者手帳を取得できると思うのですよね。
...このあたりの話は日ごろの鬱憤がたまっているので書き始めるとキリがありません(汗)
実は最近、障碍者関係の話で書こうと思っていたことがありますので、それは明日書きたいと思います。
明日は怒りモードではなく、ファミレスなどへのお願いモードな文章になりますが(予告編か!(笑))
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ご近所さんが車椅子の方なので、乗り降りの際に広いスペースを必要とするのは理解出来ています。でも障害を持つ方と接点がないとこの辺の事情は分からないのかも知れません。もっと広報に注力することも大事に思えてきました。
Tpongさんは優しいですねえ。
広報の必要性は同意しますが、僕はもう少し厳しい見方をしています。
わざわざ障碍者用スペースが別に設けられ、その構成も普通とは違うとなれば、普通に想像力を駆使すれば、何か特別な用途・意味があると分かるはずです。
その何かが正確にはわからなくても、その時点でむやみに健常者が停めてはいけないとわかるはずではないかと思うのです。
想像力の欠如なのか、想像力を働かせるのを拒否しているのかは知りませんが。
私は優しくなんかないと思いますよ。むしろ想像力をまるっきり疑ってかかっているので広報に頼るしかないと考えています。ありとあらゆる迷惑行為は立場を変えてちょっと考えれば分かることばかりです。それが出来ないから現状があるわけだし。JNZさんの見方が「厳しい」とすれば、この点私は「投げている」のかも知れません。
あはは、なるほどお。
あ、「優しいですねえ」は嫌味じゃないですよ、念のため。
でも考えさせられますねえ。想像力がまったく期待できない世の中....おぞましい....
子供達には「考える大人」になってもらいたいすね♪
突然お邪魔します。
何年か前にアメリカに行ったときに友人が、アメリカではその点に関してはとても厳しくて、障害者用の駐車スペースに駐車をすると金額は忘れてしまいましたが、法外な罰金を科せられると言っていました。何もかもがバラエティにとんだアメリカでは、そういう形でしか規制できないとか。さすがにそういったスペースに止めてある健常者の車は皆無でした。
話は飛んじゃいますけど、子供のカーシート使用も法律で決まっていましたし、(もう10年以上前)スクールゾーンでは徐行しなければならず、スクールバス停車中は、後続車のみでなく、対向車も、子供たちが乗降しているときは停車しなくてはなりませんでした。モラルで自主的に行動できないのなら、日本でもやはりこんな風に法律で規制するしかないのかもしれませんね。なんだか寂しいですが。
ジェイダイトさん、いつでもどうぞ~
アメリカの例、ありがとうございます。他にもイギリスやニュージーランドなどでも同様の法律があるようですね。
僕の車も車椅子マークを付けっぱなしにしていますが、もちろん普段は一般スペースに停めています。一度、群馬フラワーパークで障碍者用に停めるかどうか聞かれましたが、障碍者が同乗していなかったので、もちろん断りました(あたりまえ)。
信じられないのは、これだけでかでかと車椅子マークを貼っているのに、煽ってくる車がいるってことだ(▼▼メ)凸