2007年01月18日
光害の季節
天文ネタ、とりあえず最終回。
今回の星空、晴れてはいたのですが快晴というほどではなく、やや薄雲がかかった状態でした。そうなると、その薄雲が地上の光を反射してしまって空のバックが黒くならず、コントラストが低い状態になってしまいます。実際、撮影していても数分の露出で白っぽい画像の出来上がり。まあ東京から簡単に行けるあたりでの天体写真は大なり小なり白っぽくなるので、レタッチは必要なのですが、それにしても今回はひどかった。
八ヶ岳あたりで、そんなに空が白くなるほど地上の光が強いのかと思われるかも知れませんが、あるんですよ、強い光が。
この季節、一番強い光は、何と言ってもスキー場。夜通し人工雪を作っているからか知りませんが、それはもう、ものすごく明るい照明をつけています。その強さはどのくらいかというと、谷を挟んで向こうの山にあるスキー場の明かりで影ができるほど。何か法律で決められているのか知りませんが、そんなに強い明かりが本当に必要なのか、はなはだ疑問です。全部消せとは言わないけど、もっと暗い光でも保安上問題ないんじゃないかなあ。せっかく美しい星空を眺められる土地と季節なのに、それを台無しにして欲しくありません。
薄雲がなければ、影に隠れて直接スキー場が見えないところに移動すれば気にならなくなるんですが、少しでもガスっているとテキメンに空が明るくなります。スキー場の害があることをすっかり忘れていたこと自体、僕の☆撮影のブランクが長かったと言う話でもあるんですが...分かっていれば他の場所に行ったのに(汗)
写真はそんななかで撮影した、NGC2024。オリオンの三ツ星の左側にある散光星雲です。明るい星が三ツ星の一番左の星。右下には薄く馬頭星雲も見えています。これでもレタッチでかなりコントラストを上げています。
最後に今回の撮影風景で、シメとします。
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スキー場に深夜の照明に関する質問状を出すとか、何らかの加害自覚を促す以外に無さそうな気がします。
普通の地べたなら上方向に光が漏れないシェードである程度防げるかもしれないけど、
地べたが雪ではレフ板に等しいですもんね。
う~ん、質問状出すほどの気力が...(爆)
市の方に出してみるかなあ。